近畿石油輸送 株式会社様
- 業種
- 一般貨物自動車運送事業
- サービス
- A-CAM トレーラー用、ソナーシステム
- 企業規模
- 101-300人

《企業情報》26年1月時点
| 会社名 | 近畿石油輸送 株式会社 |
| 創立 | 昭和37年2月 |
| 本社所在地 | 三重県四日市市天力須賀新町1番地20 |
| 資本金 | 7,500万円 |
| 従業員数 | 103名(2024年3月末現在) |
| 車両保有台数 | 63両(2024年3月末時点) |
| 事業内容 | 石油類、高圧ガスおよび化学製品等の貨物自動車運送事業 |
お話を伺った方: 東海営業所
所長 村中達さん
ドライバー 千葉俊輔さん
ー 導入台数
59台
ー 導入機器
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トレーラー向け巻き込み警報カメラシステム 『A-CAM』 (CS-6121TS)
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ソナーシステム(BSA-CDT04K-R)
カメラ映像と警告音で左折時の“死角”の危険性を解消
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■ 東海事業所ではトレーラー4台、トラック5台に「A-CAM」を導入していただきました。
装着したトラックに乗った感想はいかがですか?
村中所長 左折するときに死角に入ってしまう歩行者や斜め後ろから飛び出してくる自転車は本当に怖い存在でした。それがモニターの映像やインジケータの光、警告音で知らせてもらえるので、こんな便利な機能があるのかと驚きました。
千葉さん 大型トラックやトレーラーが交差点を左折する際、車体は直進時とは異なり斜めの姿勢になり、サイドミラーでは確認しきれない死角が生まれます。特に斜め後方から追い抜いてくる自転車や、歩道から急に進入してくる歩行者は、ドライバーの視界から完全に消えてしまうケースも少なくありません。A-CAMがこの死角を映し出してくれるのは大きかったです。
■「A-CAM」導入以前は左折時の安全確認をドライバーの目視に頼っていたわけですよね。
お二人とも長年トラックドライバーの経験がありますが、左折時に危ない思いをしたことはありましたか?
村中所長 指導員として添乗していて、左折してガソリンスタンドに入ろうとしたときはヒヤリとしました。事前にミラーで確認したときには十分距離があると思っていた自転車が、いつの間にか死角に入り込んでいたんです。スタンドのスタッフの声掛けがなければ、重大な事故につながっていたかもしれない場面だったと思います。
── 左折前に後方を確認したときには自転車はまだ離れた位置にいたんですね。
村中所長 家族連れで自転車を走らせていて、バックミラーで確認したときにはだいぶ距離があったんです。それが小学生の子だけスピードを上げて追いついてきてしまって。危ないところでした。
千葉さん トラックに乗り始めた頃に目の前で巻き込み事故を目撃したことがあります。ミキサー車が左折するときに小学生くらいの子の自転車をダブルの後輪で巻き込んでしまって。自転車がタイヤの中に消えていきました。
── 巻き込み事故の悲惨さを知ることになったんですね。
千葉さん 自分はこんなに危険な車に乗っているんだ、いつ自分が同じ状況に陥ってもおかしくないと、そう強く感じた出来事でした。左折時の巻き込み事故は、本当に一瞬の出来事です。その現実を知っているからこそ、「自分は大丈夫」という油断がいかに危険かを常に意識しています。
さらにショックを受けたのは、翌日の新聞記事を見たときです。運転手が慌てて子どもに駆け寄っても即死状態とわかるほど悲惨な状況だったのに、記事では「ただ死亡事故があった」とサラッと記してあって。そのギャップに驚きました。
── トラックの左折時巻き込み事故の件数自体は減少していっても、一度事故が起こってしまったときの悲惨さは変わらないですよね。
村中所長 運転中は、常にモニターを見続けていられるわけではありません。その点、A-CAMはモニターを見ていなくても、インジケータの光が視界に入るだけで注意喚起になります。ドライバーにとって、安全運転を支えてくれる心強い存在だと感じています。
千葉さん ミラーではどうしても見切れない斜め後ろをカバーしてくれる。これほど心強い装置はないと思います。

安全に対しての投資は惜しまないという
経営者の姿勢が「A-CAM」導入の決め手に
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■ 近畿石油輸送様では日頃からトラックドライバーの安全運転にどのように取り組まれていますか。
村中所長 コスモ石油さんから提供される事故発生状況のデータを基に、各支店・営業所で安全対策会議を実施しています。実際の事故映像を確認しながら、原因の分析や再発防止策について意見を交わしています。また、毎月実施している添乗教育では、運転操作だけでなくスタンド内での作業や積み込み・荷下ろしまで含めた指導を行い、日常業務全体を通じた安全意識の定着を図っています。
── 安全運転への意識徹底に、かなり力を入れて取り組まれていますよね。
村中所長 弊社の髙橋社長は「安全を仕事の中心に」を第一に掲げ、さらに「安全の一歩先」へと進化し続けることを目指しています。事故の再発防止徹底はもちろん、“ヒヤリ・ハット”事例の共有にも積極的に取り組んでいます。また、「安全を仕事の中心に〜セーフティ1st〜」という考え方を企業のミッションとして掲げ、事故が起きてから対策を講じるのではなく、事故を起こさないために何ができるかを常に考える。この姿勢が、日々の運行や教育の基盤となっています。
■ そうした取り組みを続けている中で、今回「A-CAM」の導入に至った経緯を教えてもらえますか。
村中所長 コスモ石油さんから左折巻き込み事故防止のために「A-CAM」の導入を検討してほしいというお話が協力会社各社にありました。導入にあたっては支援もしていただけるとのことでした。この提案に対し、髙橋社長が即断し、まずは各拠点に1台ずつトライアル機を装着。実際の運行環境で効果検証を行いました。複数のドライバーが実際に使用した上で評価を行い、その結果を踏まえて全車両への導入を決定しました。協力会社の中でも、比較的早い段階で導入が決まったと聞いています。
── 安全を最優先する姿勢の表れですね。
村中所長 「安全に対しての費用は決して惜しまない。」というのが、髙橋社長の考え方です。費用はかかっても、それによって事故を一つでも減らすことができれば、その投資価値が十分にあると思います。
── こうした装置が導入される前は、ドライバー自身の目視による安全確認に頼っていたわけですよね。
千葉さん 左折時の一旦停止や目視による巻き込み防止確認を行っていても、トレーラーがL字になって交差点を曲がるときにはどうしても斜め後ろなどにドライバーの“死角”が生まれてしまいます。その死角を補ってくれる装置を導入してもらえたのは嬉しいですね。

■ A-CAMを導入後のドライバーの皆さんの反応はいかがでしょうか。
村中所長 ドライバーからの評価は高いです。「本当に巻き込んだらいけない対象である“人”だけを検知する」という点で、かなり役立っています。
千葉さん トラックのミラーは、直進時であれば歩道にいる歩行者や自転車を映してくれますが、交差点での左折時には車体が斜めになることでミラーの外側、つまり死角になってしまいます。A-CAMはこの死角を映し出して補ってくれるので、こんな良い機器はないです。
村中所長 左側方は死角が多いので左折時以外にも活躍しています。斜め横断の自転車や交通ルールを守らない歩行者・自転車、わき道からの飛び出しなど、通学路のように人通りが多い道では、いつも以上に注意が必要です。そうした状況でも、A-CAMがあることでモニターで人の位置が把握でき、もしモニターを見ていないときでもインジケータの光が視界に入り、危険を知らせてくれますから本当に助かっています。
── 先ほどのお話にあったような大きな事故を起こしてしまったら、被害者の方はもちろん、ドライバーの方の人生も大きく左右されてしまいますものね。
バックソナー導入でスタンド内のバック時の接触事故を防ぐ
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■ 今回、「A-CAM」と同時にバックソナーを導入していただいたのは、どういう理由からだったのでしょうか。
村中所長 実はガソリンスタンド内でバックしている時の事故発生件数が多いんです。スタンド内では、一般車両が頻繁に出入りし、タンクローリーの動きを十分に理解していないドライバーも少なくありません。バック時に想定外の方向から車両が近づき、接触事故につながるケースが多く発生しています。
── バックモニターがあっても防げないケースがあるということですか。
村中所長 バックモニターやミラー、目視による確認を徹底していても、ほんの1〜2秒、視線を切り替えた隙に死角から車両が入り込むことがあります。スタンド内という限られた空間では、その一瞬が事故につながることも少なくありません。
── そうした車が近づいてきたときに、バックソナーがいち早く感知してくれるんですね。
村中所長 バックソナーは、ドライバーの視線とは別に周囲を監視して、障害物に近づくと警告音とインジケータで知らせてくれます。モニターを見ていない瞬間でも危険を早く気づくことができ、バック時の接触事故防止に役立っています。
千葉さん 警告音が鳴ることで早めにブレーキが踏めますし、物体との距離が数字で表示されるのはわかりやすく安心材料になります。
村中所長 バックソナーはスタンド内での“不意の接近対策”として、ドライバーの安全確認を支えています。
■ 2026年の道交法改正で自転車の交通違反に対する取り締まりが強化され、車道を走行する自転車が増えると思います。トラックの運転にも影響が出てくるでしょうか。
村中所長 街中では元々道幅の狭い道路を走る場面も多く、自転車には以前から注意を払ってきましたが、今後はさらに気を付ける必要があると感じています。スピードを出して走る自転車も多く、左後方や脇道から急に飛び出してきて驚かされる場面も少なくありません。そうした中で、「A-CAM」が人の動きをいち早く感知して知らせてくれるのは助けになります。
■ 特に危険を感じるのはどのような場面でしょうか?
千葉さん やはり交差点での左折時ですね。最近は電動キックボードなど、交通ルールを十分に理解していない利用者が、大回りするようにして交差点を曲がってくることもあります。ドライバーが「危ない!」と感じる場面は増えてくるかもしれません。
村中所長 ドライバーがどれだけ注意していても、すべてを目視だけでカバーするのは限界があります。A-CAMのように、人の動きを検知して警告してくれる装置があることで、危険に気づく“もう一つの目”が増える感覚があります。今後の交通環境を考えると、こうした装置の重要性はますます高まると思います。
■ 最後にあらためて「A-CAM」導入の効果や、今後に期待することを教えてもらえますか。
村中所長 A-CAMのような危険防止装置が標準的に備わっていることで、経験の少ないドライバーでも安心して運転できる環境づくりにつながるのは大きな効果だと感じています。ベテラン・若手を問わず、安全運転を支える装置として、今後も活用していきたいですね。
── 今後も近畿石油輸送様の安全な運行のサポートをさせていただけるよう努めて参ります。今回はお忙しいところありがとうございました。
見えない一瞬も知らせる。巻き込み警報カメラシステム「A-CAM」
「A-CAM」は、大型車両の左側方にある死角に潜む歩行者やバイク(自転車)を検知し、インジケータと警報音でドライバーにお知らせします。AIによる高精度な検知により誤作動も少なく、ソフトウェアアップデートによる性能向上にも対応しています。
さらに、キャビン内にモニターを設置することで、これまで見えなかった死角を“見える化”。運転中の不安やストレスを軽減し、ドライバーの安心感を高めます。
A-CAMは、現場で働く方々の安全意識を支え、貴社の安全運行を力強くバックアップします。まずは「A-CAM」の詳細をご確認ください。

その一歩手前で、止まれる。バックソナーシステム
「バックソナーシステム」は、超音波センサーを用いて車両後方の障害物を検知し、一定距離以内に近づくとインジケータ表示と警告音でドライバーに知らせる安全支援システムです。インジケータによる距離の表示と、距離に応じて警告音が変化することで、接近度合いを直感的に把握でき、後退時の不安やストレスを軽減し、ドライバーの安心感向上につながります。
バックカメラを搭載している車両であっても、死角や距離感のつかみにくさから、ミラーや目視だけでは確認しきれない場面は少なくありません。バックソナーシステムは、そうした“見えていても判断が難しい”状況を補い、現場で働く方々の安全意識を支えながら、バック時の接触事故削減をサポートします。



