2025.08.25
まつりつくば2025 オープニングパレードに自動運転車両を提供しました

まつりつくばとは
「まつりつくば」は、茨城県つくば市で毎年8月下旬に開催される市最大の夏祭りです。つくば駅周辺を中心に、来場者数は例年40万人を超え、巨大ねぶたや大万灯神輿、伝統芸能、音楽パフォーマンス、グルメ屋台など、多彩な催しが繰り広げられます。まち全体が盛り上がるこの祭りは、つくば市の文化と未来志向を象徴する一大イベントです。
YADOCAR-i ドライブが先頭車両に
このたび東海クラリオン株式会社は、自社開発の低廉自動運転システム「YADOCAR-iドライブ」を搭載した車両を、まつりつくば2025のオープニングパレードに提供しました。先頭車両として、五十嵐立青つくば市長をお乗せし、市民の皆さまから熱い声援を受けながら堂々と走行しました。
▶ 当日の様子を動画でご覧ください(音声あり)
(市長の挨拶スピーチの後、市長が自動運転車に乗り込みパレードがスタートします。)
笑顔で手を振る市長と、それに応える観客の姿は、未来のまちづくりを象徴する印象的な場面となりました。
30分の準備でぶっつけ本番

今回の運行では、会場周辺のマップ作成には、早朝の交通量の少ない時間帯に僅か30分しか時間がなく、本番の走行はまさに“ぶっつけ本番”での挑戦でした。しかしながら「YADOCAR-iドライブ」は安定して稼働し、無事に完走。短時間での準備にも対応できる実用性を示すことができました。
名誉ある大役と地域連携

オープニングパレードという大変名誉ある大役を担えたことは、私たちにとって大きな誇りです。レベル2の保安員として堤谷(ツーさん)が同乗し、緊張感のなかで安全運航を支えました。
また、本年もつくば市において「こどもMaaS」の実証実験を継続し、子どもたちに未来のモビリティを体験してもらう取り組みを進めています。祭りと同様に、地域と次世代をつなぐ活動を重ねてまいります。
東海クラリオンは、これからも地域とともに歩み、自動運転による安心で便利な移動社会の実現に挑戦し続けます。