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東海クラリオンの自動運転車両をご紹介します!

今回は、現在、東海クラリオンとelpisが開発を進めている自動運転車両についてご紹介していきたいと思います!


私たちの自動運転車両は、日本が打ち上げた準天頂衛星みちびきをはじめとした何台ものGNSSの電波と、車両に取り付けた複数のセンサーを使って走る仕組みになっています。

 

ベース車両は、ヤマハ製ゴルフカート(電磁誘導型)。

自動運転の車両にマイクロEVやゴルフカートを使用することで、ハードウェアの改造工数を抑え、小回りが利く利点を活かしたコース設計や障害物回避を実現します。

そして、自動運転車両の導入コストを圧縮し、私有地内の人員搬送や現在は過疎化が進む新興住宅地などで暮らす人々の日常の足を、日本や東南アジアに普及させていきたいと考えています。

 

車両システムの紹介

 

 

1. GNSSアンテナ

車両の天井に2個設置されています。

衛星を受信して、自車位置や方角を取得する装置のアンテナになります。



2.コントロールユニット

車両の2列目シート後ろにあるトレージBOXです。

■PC

地図データ、ライダー、GNSSのデータ処理を行う装置です。

■WiFiユニット

各機器への接続、インターネット接続によるリモートでのソフト変更等に対応しています。

■リレーボード

ステアリングモーター、ブレーキの自動とマニュアルの切替えを行う装置です。

■ドライバーボード

自動運転とマニュアル運転の切替え、各種モーターの制御を行う装置です。



3.緊急停止スイッチ

 


赤い緊急停止スイッチは、車両前方/後方で3か所に設置されています。

自動運転中は、障害物を検知すると車両が自動で回避又は停止をしますが、急な飛び出しなどの可能性を考慮して設置してあります。

 

4.操作タッチディスプレイ




こちらは、操作タッチディスプレイです。

自動運転モード・手動運転モードの切替え、地図等が表示されます。



実際の操作画面

 

5. 2D LiDAR

 


こちらは、障害物の検知やマップマッチングに使用されています。




自動運転車両ができること


走行エリアの指定ルートを自動走行し、状況に応じて自動回避、自動停止を行います。

自動運転モード時は安全面を考慮して速度5㎞/hに設定(最高10㎞/h)しています。




また、実際に先日行った実証実験の様子も、次の記事で紹介いたします!お楽しみに!

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